あなたはどのくらい知っていますか? 日本の都道府県名

ケイスクールでは抜き打ちで小４から中3まで同じ問題に挑む

統一テストを実施しています。

それが都道府県名と都道府県庁所在地名を記入する白地図でテストです。

(ただし、小４はハンデとして都道府県名だけです)

今回の結果は、小４二名と中3一名が全問正解。正解率の高い順に

中２(42)・小４(38)・中3(20)・中1(17)・小６(8)・小５(2)という結果でした。

「( )は都道府県名と都道府県庁所在地の両方を正しく漢字で記入できた数字の平均。

全問正解は47」

中２はケイスクールの社会科の授業中に日本地理をしているので

正解率が高いのは当然です。小４は小学校で同じような都道府県名を

覚える授業があるのでタイムリーでした。

問題は正解率の中身です。中3以下は半数にも届きません。

都道府県名や県庁名も知らずに日本地理の学習ができるわけがありません。

九州地方の気候や産業の特色はこうだああだと言われても、地域の場所と名前が

頭に入っていなければ、知識を入れる枠がないようなものです。

枠組みを作らずに教科書に出てくる事項や名称を覚えることで勉強を済ましてしまう

ことはありませんか?  そうした学習方法は事柄の知識が頭の中でバラバラで浮遊している

ようなものです。

バラバラな知識を関係づける、そしてさらに大きなまとまりを作る。こうした作業を通して

体系的な知識が蓄積されていきます。

大学入試の方向性を見ても単なる「暗記」から「考える力」を試される時代です。

だからこそ、「考える」ためにはその素材や道具となる知識や事柄をしっかり覚えることや

理解しておくことが必要なのです。

基礎とはそういうことだと考えています。